BAR経営したいけど、どうすればいいの?
この記事は、BAR経営を目指す方に参考になると思います。物件取得から実際に営業許可証を取得するまでの流れと必要なものをここに記します。
まずはBARを出したい地域にある空き店舗を検索しましょう。不動産によっても初期費用や家賃なども変わってくるので、いろんなところに問い合わせをしてみましょう。家賃や設備なども交渉できる場合もあるので上手くお話ししてみましょう。
営業に最低限必要なのは冷蔵庫や冷凍庫、エアコンなどの家電以外にも、グラスやマドラーなどの小物、テーブルやソファー(イス)も必要になってきます。全てを新品に揃えなくても、リサイクル品でも全然問題はありません!近くのリサイクルショップや地元情報掲示板ジモティーの「売ります・あげます」も見てみてください。
- 食品衛生責任者の資格を証明する書類
飲食店舗を営業する際に必要となる国家資格のこと。講習会で衛生法規(2時間)・公衆衛生学(1時間)・食品衛生学(3時間)を学んだ後に効果測定のテストがあり、これを受ければ講義終了です。 - 飲食店営業許可申請書
地域のホームページからダウンロードできます。見本もあるので、見ながら記入しましょう。 - 場所の見取り図
お店の所在地がわかる地図(ネット上の地図利用も可能です) - 営業設備の大要・配置図
店内設備の概要や配置をリスト化します。こちらも地域のホームページからダウンロードできます。 - 内装の配置の平面図
厨房と客席の配置を確認できる平面図。こちらも地域のホームページからダウンロードできます。 - 水質検査成績書
建物の賃貸人または建物を管理する不動産会社に直接問い合わせをして入手してください。 - 登記事項証明書
法人が申請する場合に必要になります。
自分でやると結構手間がかかるので行政書士に頼むこともできますが、代行料金がかかってしまいます。行政書士事務所によって値段は変わってきますが、沖縄の相場は4万〜7万円ほどです。プラス申請代が16000円ほどかかるので、10万円くらいで見込んだ方が良いと思います。時間に余裕がない方や、手続きが面倒という方は行政書士にお願いすると良いでしょう。
宜野湾市は社交飲食業協会というものがあって、月額2500円で加入すると無料で申請代行をしてくれます。ただし無料で請け負ってくれているので順番待ちがあり、オープンしたい日に間に合わない可能性もあるのでまずは地域の社交飲食業協会に問い合わせてみてください。ちなみに確定申告も8000円ほど払えば比較的簡単に済ませてくれます。
書類が揃えば、管轄の保健所に申請書を提出します。今回開業するお店は沖縄県宜野湾市普天間なので沖縄市にある中部保健所に行きました。予約制だったらしく、別の待機受付場所に案内されて30分くらい待ちました。順番が回ってきたら書類を提出し、多少の聞き取りがありました。その後は手数料16000円をお支払い〜。
お店をオープンするにあたって、保健所の方がオープンできる基準に達しているかどうかを現地で調査が入ります。書類を保健所に提出する際に検査日程を決めます。検査にはいろいろな項目があります。検査日までに準備して待ちましょう。ちなみに僕の場合は書類提出から2日後くらいに検査が入りましたが、順番待ちや保健所と提出する側の日程を合わせないといけないので、その辺で期間が変わると思います。
保健所の検査に無事合格したら、約1週間ほどで営業許可証が出来上がります。それまでに食品衛生講習会を受けましょう。沖縄県ではテキスト代330円で受けることができます。加えて食品保険などのご案内もあるので加入する方はそのタイミングで申し込みましょう。
まとめ
100%自分で動いて営業許可証を取得したのは初めてですが、書類作成から営業許可証取得まで10日ほどで完了しました。設備もある最低限のものが揃っていれば、すぐ許可が降り営業することができます。わからないことがあれば、コメントください。わかる範囲でお答えしますね。