最初に言っておきます・・・自分でやるのは体力的にも時間的にも脳みそ的にも、かなり大変です!金銭的にはとても最高ですが・・・
この記事では、宜野湾市内で飲食店を経営していて0時以降もお酒を提供する営業をしたい方向けです。飲食店営業許可を取得後に提出する届出ですので、飲食店営業許可証をまだ取得していない方はこちらの記事から参考に取得してみてください。
飲食店営業許可証を取得してBARを営業しよう in 沖縄県宜野湾市深夜営業許可に必要な書類
- 深夜における酒類提供飲食店営業開始届出書
- 営業の方法を記載した書類
- 店舗付近の見取り図
- 店舗の平面図
- 店舗の照明設備図
- 店舗の音響設備図
- 店舗の防音設備図
- 住民票抄本
- 賃貸借契約書の写し又は建物の登記事項証明書
- 都市計画用途地域証明書
- 使用承諾書
- 飲食店営業許可証写し
- 誓約書
1.深夜における酒類提供飲食店営業開始届出書
こちらの用紙は警視庁のホームページからダウンロードできます。
沖縄県公安委員会あてに申請者の氏名や住所、店舗の名称や住所、建物・店舗の構造などについて記載します。住所は略さず住民票に記載されている通りに記入しなければなりません。
照明・音響などの設備については図面で添付するので、「DAM社製のカラオケを使用」「ダウンライトを設置する」など簡単に記入し、「詳細は別紙きさい」と記入しておくと良いでしょう。
2.営業の方法を記載した書類
こちらの用紙は警視庁のホームページからダウンロードできます。
記載する内容は、営業時間や提供する飲食物と18歳未満の立ち入りの有無です。「18歳未満の者を客として立ち入らせること」について、そのような予定がなければ「②しない」にしておきます。「客に遊興させる場合」については、深夜酒類営業の場合においては午前0時まで、その時間を超えて遊興させる場合には「特定遊興飲食店営業」の扱いになりますから注意が必要です。
3.店舗付近の見取り図
ネットからペーストした地図は、著作権等のため作成者からの許可を示す書類を添付する必要があります。ゼンリン住宅地図プリントサービスを利用しましょう。コンビニで印刷できるためとても簡単に取得できます。
利用にはパソコンから予約が必要で、A3カラー1枚400円かかります。提出する書類は全てA4サイズにしないといけないので、プリント後は印刷機で縮小コピーをしましょう。
4.店舗の平面図・照明設備図・音響設備図・防音設備図
各種図面の提出が必要となっており、製図経験者でないと難しい内容となっています。「店舗の平面図」は店舗全体の概略を現わしたもので、店舗を測量し、また椅子やテーブル、カウンター、客室などの配置やサイズについても明記しておかねばなりません。
「営業所求積図」は店舗内の図面となります。
「営業所」「客室」「調理場」の面積を求めて示さねばなりません。
実際に測量した通りに記載し、柱などを除いて面積を求めていきます。
「照明・音響設備」については、照明・音響の位置や種類、数などを現わしたものになります。
5.住民票抄本
住民票には2種類ありますが、世帯員全員のものが「謄本(とうほん)」で、世帯員の一部のものが「抄本(しょうほん)」です。
申請者本人の本籍地入りの住民票を提出します。申請者が法人の場合には、法人役員全員の住民票の提出が必要となります。
6.賃貸借契約書の写し又は建物の登記事項証明書
7.都市計画用途地域証明書
市役所に都市計画課で取得できます。1枚300円でどなたでも取得可能です。
取得した証明書に記載している土地の住所と建物の住所が違う場合は、別で付番通知書(再発行)という書類も併せて取得する必要があります。「この土地の住所と建物の住所は同じですよ」というもので、受付で深夜営業許可届出で提出するものと伝えればご案内されると思います。
こちらは無料で取得できます。
8.使用承諾書
「使用承諾書」とは、物件所有者から深夜酒類営業として使用することを承諾しているということを証明するものです。建物所有者に記入してもらいます。直接契約していない場合は、不動産会社に確認してみましょう。
9.飲食店営業許可証写し
10.誓約書
誓約書は必ずしも添付しなければならない書類というわけではありませんが、警察の担当官から届出書と併せて提出するよう指導されることがほとんどですので、あらかじめ準備するべき書類のひとつです。
書式は決まっていないので、ご自身で作成してください。
行政書士にお願いする
一番手取り早いのが、もちろんプロにお願いすることです!もちろん費用はバカになりませんが、労力と時間のコストパフォーマンスは最強です。
今回ケチって自分でやって、諸費用は1000円以下で抑えられて得しました!でも時間でいうと書類作成から提出まで1週間ほどかかりました・・・お金に余裕があるならプロに任せた方が良いでしょう◎