食事で補給!男性ホルモンを増やす・活性化させる食べ物とレシピ集

男性ホルモンと女性ホルモンの違い

男性ホルモンは生殖器に働きかけるのみならず、体を筋肉質にし、皮脂の分泌を促進し、体毛の発育を促す働きなどもあります。女性ホルモンも生殖関係のみならず、体に丸みを持たせ、脂肪がつきやすいようにし、骨の密度を保つなどの働きなどがあります。これら二種類のホルモンは、まったく違うように見えて、実は同じ原料からできているため化学的な構造、形はよく似ています。男性ホルモンの一種が酵素によって変身し、女性ホルモンに変わるのです。

男性ホルモンを増やす食べ物

①山芋などのネバネバ系

山芋には、男性ホルモンの一種であるデヒドロエピアンドロストロン(DHEA)と似たジオスゲニンという成分が豊富です。ジオスゲニンにはDHEAの働きをサポートし、ホルモンの分泌量を増やす効果が期待されています。

納豆、オクラ、山芋になめこなど、ねばねば系の食材は男性ホルモンと似た働きがあるといわれています。

②ネギ類

ぎ・玉ねぎ・ニラ・にんにくなどネギ科の野菜に含まれる含硫アミノ酸には、テストステロンをはじめとする男性ホルモンの減少を抑制する効果があります。

また、ねぎ類の香りや辛味のもとであるアリシンには、精力増進や疲労回復を早める効果があります。体の疲れや精力の減退が気になるときは、ねぎやにんにくを料理に取り入れてみてください。

③肉類

ここまでにアミノ酸、つまりタンパク質の摂取が望ましいと述べました。

このタンパク質については、植物性と動物性がありますが、動物性タンパク質には必須アミノ酸であるリジンが豊富に含まれている一方で、植物性タンパク質にはリジンがほとんど含まれていません。

そのため植物性タンパク質よりも動物性タンパク質の方が、よりテストステロン増加の期待が高まります。

四つ脚系の動物の肉や、魚、鶏などを積極的に摂取しましょう。

④アボカド

森のバターといわれるアボカドは脂肪分のほかにも、ビタミンEを豊富に含んでいます。

前述の通りビタミンEは、抗酸化ビタミン類に含まれるビタミンであることから、テストステロン増強を期待できるのです。

特にテストステロンを含む性ホルモン、「アンドロゲン」の分泌を促すといわれています。

⑤わかめ・大豆・レバー・牡蠣など亜鉛

亜鉛は男性ホルモンの分泌を促す働きがあり、亜鉛不足は血中のテストステロンの濃度が減少して必要な精子の量も減るといわれています。
亜鉛は、わかめや大豆、レバーや牡蠣、うなぎに多く含まれています。
但し、食材から積極的に摂るのはいいのですが、サプリなどで代用する場合は摂りすぎに注意しましょう。
鉄や銅などの必要な体内の微量な金属が吸収されずに体調不良の原因になってしまいます。

⑥バナナ

バナナといえば男性器を連想する果物でもありますが、実際にテストステロン増強への効果も期待できる果物です。具体的には、「ブロメライン」というタンパク質分解酵素にも、テストステロン増強作用があるといいわれています。

バナナはそのブロメラインを含む果物の筆頭です。バナナのほかにも、パイナップルやリンゴにも含まれています。

食べ方にも気を付ける

腹八分目を心がける

おいしいものを目の前にしてしまうとできないのが、この腹八分目です。
普段からお腹が苦しくなるほど食べすぎることに喜びを感じている方は、これから適度な量の食事を摂ることを意識してみませんか?
腹八分目を続けていれば、それだけで十分事足りるということが分かってくると思いますよ。

ゆっくりと噛むように心がける

早食いをする方はあまり噛まずに食べているため、結果として食べすぎで肥満の原因となってしまいますので、一口一口ゆっくり噛むようにしましょう。
満腹感も得られ、消化不良で胃や腸に負担をかけることも抑えられます。

カロリーに注意する

脂っこいものばかりを食べている方は肥満になりやすいので、カロリー過多な食事には気を付けて。
例えば、自分の目標カロリーを設定して毎日決まったカロリー内で食べるようにするなどゲーム感覚でやってみてはどうでしょうか?
達成した場合には楽しく感じられるはずです。

間食は控える

仕事中、夕食前、寝る前に脂肪や糖分をたくさん含むおやつや甘いジュースを飲むのは、肥満体質を作る第一歩となりますので止めましょう。

男性ホルモン増強レシピ集

良質な“たんぱく質”に男性ホルモン“テストステロン”値を上げる食材をプラスしたもの=最強の『男性ホルモン増強メニュー』に。これは必食です!!

▶「玉ネギ」たっぷりハンバーグ

東海大学の副学長で、生物理工学部の西村弘行教授は、「タマネギやニンニクなどのネギ属に含まれる“含硫アミノ酸”が、テストステロンの産生を活性化する」という動物実験での研究結果を報告しました。

含硫アミノ酸の濃縮エキスを4カ月間、マウスに飲水させた比較実験では、「濃縮エキスの“非投与”群の増加と比べ、“投与”群の血中の総テストステロンの値は2倍以上になった」(西村教授)。同様に、同じネギ属のニンニクを使った実験でも、ほぼ2倍の差が出たといいます。

“たんぱく質”たっぷりの肉との併せ技で、まさに理想的なメニューです。

[aside type=”normal”]ちなみに、タマネギの含硫アミノ酸をできるだけ逃さずとるには、「電子レンジで約2分、丸ごと温めて酵素の働きを止めてから使うのがコツ」(西村教授)だそうです。[/aside]

▶アボカド卵納豆

アボカド・卵・納豆を混ぜた居酒屋さんなどでもよく見るメニュー。いうまでもなく“たんぱく質”たっぷり!おつまみにはもちろん、簡単にできるので一人暮らし男性のスタミナ朝食に、かなりオススメの一品です。

▶ガーリックステーキ

紀元前4500年頃のエジプトでピラミッド建設労働者の疲労回復にも食べられたという“ザ・元気フード”「ニンニク」。でも意外と、「ニンニク」を単体で食べても男性ホルモンには効果的ではありません。
重要なのは「ニンニク」と“たんぱく質”を一緒に摂ること。それだけの工夫で男性ホルモン“テストステロン”分泌量をグーンとアップさせてくれます。この2つの食材が合わさった人気メニュー、美味しいだけでなく、体にとってすごく理にかなった料理なのです。

▶カツオのたたき

魚類の中では最速、寝ているときも速度は落としていても泳いでいるという、タフな魚です。昔から滋養強壮に役立つ食べ物と言われていますが、実際にカツオに含まれる栄養素や成分は男性に良いものが多くてぴったり!良質のたんぱく質はもとより、血合いにはビタミンB1やB6、B12、ナイアシンなどのB群、鉄分などのミネラル類を多く含んでいます。

もちろん、健康的でオトコらしい体をつくるのに「これさえ食べればOK!」という食べものはありません(残念ながら…)。「バランスの良い食事(主食:主菜:副菜=3:1:2)」が基本。

ですが『男性ホルモン増強フード』の存在を知って、意識的にプラスしたり、外食時のメニュー選びに活用するのは、百得あっても一害もなしです。

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